2017 SUMMER

だいぶサボってしまいましたが、久しぶりに書きます。
もう夏も過ぎ去っていきましたね。
ザッと夏を振り返り書いていきたいと思います。



7月はWOOMANのカセットが発売になり、色々とリアクションをいただいて嬉しかった。
音を組み立て録音してジャケットの画を考え作り物質化する。それだけで音楽の存在感が増す不思議。
音源を作ると毎度聞き手との独特のコミュニケーションが成されるのですが、毎度そういった時間が好きでたまらないのです。今回のカセットは小ロットでのほぼ手売りなのでが、手売りは特に買ってくれた人や聴いてくれた人からの共感が直に伝わるのが魅力です。そしてそういったコミュニケーションからまた新しいアイデアが生まれる。現状僕が音楽に何を求めるかというとそれがすべて。次の作品はまた違うアプローチになるかもしれないですが、それも含めRECORD(記録)というわけです。

そしてリリースパーティーも良い形で終えることができました。出演してくれたCairophenomenons、Yüksen Buyers Houseをはじめ、DJのKaaanji、Daizo、Nezaki、ここ数年で出会ったバンドから、もう10年にもなる付き合いの人まで、今一緒にやれて本当に嬉しい。あの時のあの出来事やあの出会いやあの曲が、思えばキリが無いですが、ずっと続けると色々が繋がって返ってくるんだな。しかし僕らの活動に懐古は皆無です。まだまだやりたいことがあるので、また次へ向かいたいと思います。
(次回ライブは10月27日(金)。詳細はまた追ってお伝えします。)



そうだこの夏は5年ぶりにフジロックに遊びに行ったのだ。12年にThe Beautyというバンドで参加した以来5年ぶり。前回はバンドで連れてってもらったので過ごし方が良くも悪くも超雑だったけど今回は色々しっかり見れた。そしてタダで見ちゃうと何も残らないと痛感した、、(洋服もレコードも映画も同じ事が言える。一見徳に見えてもある角度からは損してるような事はたくさんあります世の中…)。今回はDYGLを見に行ったのだ。今年の頭にデザイン依頼もらった時点で夏の話をしていたので、これは見に行かない選択肢は無い、行くでしょと言いながらも前日ギリギリでチケット買いました。感想は色んな感情が込み上げてとにかく涙しかありませんでした。あんまり言うと陳腐になりそうなのでこの辺にしておきます。レビューというものが得意では無いのです(笑) 帰り際に見たビョークが思ったより良かったのでした。自分は52歳で2時間歌えるんやろうか。



8月13に。Pink Politics主催の"DREAM CUP"。良いイベントだった。最近知り合ったばかりのTAWINGSやもうなんだかんだ長い付き合いのSUPER VHS、若者No Busesなどが出演。山ちゃんのゴマちゃんのモノマネやTommyの高品質なたこ焼きやKONCOS 太一くんがTAWINGS見てアガってたのが個人的に最高でした。出演してた人たちとちょっとした約束を交わしたりした。1年にそう何度も無い、面白いイベントの参考例のような楽しい日だった。



8月 京都北部の網野町へ10年ぶりくらいに訪れる。昔よく通った夕日ヶ浦という浜へ。久々に行くとそのダイナミックさに圧倒され東京の空気をいささか吸いすぎていることを実感するのでした。何事もバランスが大事だな。大雨もまた楽しい。地元が近いというだけでブチ上がってくれて手厚くアテンドしてくれたNTskiちゃんに感謝。夜中にみんなで弾き語りしたあの時間は何も考えなくていい貴重な良い時間だったなぁ。もう色々忘れてたわ。網野町、また行きます。



10年ぶりくらいに地元福知山で花火を見る。しばらく聞いていなかった花火の音や子供達の声、煙の匂いによって瞬間的に10代の頃の感覚に引き戻される。そしてそこからどうして今に至ったかを思い知らされる。10年前とそんなに変わっていないことに安心する。しかし10年前どこからとも無くやってくる焦りは無く、僕はこのままでいいと思えたのでした。やっぱり少しは変わっていたんやな。というわけで、そのうちまた帰ります。



YYOKKE

TOKION対談と新企画の話

こんばんは。 TOKION.jpのWEBサイトにてDYGL秋山くんとの対談が掲載されています。 ■前編 https://tokion.jp/2023/01/13/dygl-nobuki-akiyama-x-yosuke-tsuchida-vol1/ ■後編 ht...