20191118

LOS BITCHOSめっちゃくちゃ良いですね。

カード決済スタンダードで全てが簡単になる世の中その反面孤独が増えるこの時代に、 数名で集まって非効率で無駄が多いかもしれないけどだからこそギターバンドがイケてるという回答に支持したい。 

WOOMANの事。
最近はライブをたくさんやっています。
続けていく中で少しずつ変わっていく事がとても面白い。
人が動く事で無限の可能性を持っている、と感じる。
重視すべきはやはり人間味、ヒューマン味というやつです。 

相変わらず僕は、非効率で無駄が多いものほどその分感動も大きいと信じている。

Yokke

「WOOMAN "A NAME" CHRONICLE -PART TWO-」



WOOMAN ニューアルバム「A NAME」発売を記念して「WOOMAN "A NAME" CHRONICLE 」と題しメンバーによる全曲解説インタビューを公開!後半です。後半は"SIX DAYS"以降の4曲に加えアルバムタイトルの由来からアートワークに至るまで、楽曲以外にも色々と深く掘り下げて聞いています。結成秘話やこれまでほとんど語られる事の無かったメンバーのバンドに対する姿勢なども今回一気に話してもらいました。それでは後半いってみましょう!どうぞ! (前半はこちら)

聞き手 : Naoki Takano



「SIX DAYS」

ーー次、”SIX DAYS”。今回のアルバムで僕の一番好きな曲です。

YYOKKE(Vocal&Guitar) : SIX DAYS”は元々1年くらい前に別バージョンをYOUTUBESOUND CLOUDで公開した曲ですね。当時 ”SIX DAYS” と ”LONG STANDING” 以外のアルバム収録曲はすでにライブでやっていて、一つ王道な曲をやりたいと思って作った曲です。サビも何もないんだけど、ギターが炸裂するみたいな。

ODA(Guitar) : サビまで暗いし、ライブ中も手元見えづらい(笑)。サビに一気に爆発する曲。

ーー自分たちにとっての王道って、実は一番難しかったりするのではないですか?

YYOKKE : いや、この曲も悩まずにスッとできたね。すぐにスタジオで合わせてレギュラー入りって感じで。他の曲のように何かゴールを作って挑戦するようなのではなくて、すでに自分たちにあるもので作った感じ。一番みんなのルーツに直結してるかもしれない。

YUUKI(Bass) : Aメロ?のYYOKKEのアーアアアーのとこのメロが良いよね~。なんて言ってるの?アレ(笑)。もうあそこだけで良い曲だなって思った。

YYOKKE : そこはアルバムも出来たのでこの機会にブックレットの歌詞見てください(笑)。

ーー先行して昨年1月にYOUTUBESOUND CLOUDでアップされたverは随分違いがありますよね?

YYOKKE : そうそう。この曲はもう1バージョンあって、CVN(NOBUYUKI SAKUMA, ex-JESSE RUINS)の運営するMIXシリーズGREY MATTER ACHIVESWOOMANでやらないかって誘ってもらって、その中にWOOMANの新曲を入れたいと思って。それもあって作ったというのもあります。



ーーこのMIXには色んなバンド、アーティストの曲が入ってますけど全体のトーンに“SIX DAYS”はちゃんと馴染んでいる印象でした。

YYOKKE : MIXはその当時インスパイアされた曲で構成されていて、ロシアのЛето В ГородеとかHoly MotorsProtomartyrTotal Controlとか入れてますね。いつも聴いているバンドや好きなバンドでその当時カッコ良いと思ったものを選曲しました。ここに入っている“SIX DAYS”の質感はそれらの曲に近い形で完全宅録で作りましたね。このバージョンはこれはこれで好きなんだけど、もうLo-FIはずっと散々やってきたので(笑)アルバムバージョンは割とクリーンに録りました。

ーーかなりストレートな展開、リズムはポストパンク感ありますね。

YYOKKE : 流れ的に ”STILL INSIDE” の次に発表するのが”SIX DAYS”だったので、”STILL INSIDE” がタムで終始進む感じに対しストレートな感じで作ってみたんですよ。

ーーフックがあるようでないような、でも全体的に高揚感がありますね。

KOUTA(Drums) : サビの唄うギターが最高。"EVEN A BIRD" からの流れもいい。

YYOKKE : 歌のサビがしっかりあるというかは、Captured TracksDIIVがやってるような事をやりたかったのかも。良いところを敢えて歌わないDIIV節にインスパイアされたのかもしれへん(笑)。

ーー 冒頭からのドラムが印象的なんですが、レコーディングで何か意識した事はあります?

KOUTA : ニューウェーブ感が必然的に程よいバランスで出ていたので、敢えてテンポの速いNEU!みたいなハンマービードでベースに寄り添う事にしようか迷いましたが、程よい距離感とグルーヴを意識して叩きました。

ーー中盤のギターソロ、サイモン&ガーファンクルの「冬の散歩道」のようなフレーズがありますが。

YYOKKE : そう(笑)。作っている時に弾きながらそれっぽいなと思ったんですけど、キーも違うしそのままにしました(笑)。よく聴いたら全然違うけどね。そういえば、この間ライブに遊びに来てくれていたチャーベさん(LEARNERS/CUBISMO GRAFICO FIVE)が「あの曲はあれだよね、冬の散歩道だよね」「ああいうのしれっとやるの好きやわ~」と仰ってました(笑)。

ーー分かる人には分かっちゃう。その辺りも王道ですね(笑)。

YYOKKE : 例えばMichael Jackson Black Or White” のフレーズが小沢健二の ”さよならなんて云えないよ” で引用されているような感じで、渋谷系の時代に引用して昇華する文化ありましたよね。それっぽい事ではあります。決して ”SIX DAYS” はお洒落な曲ではないけど(笑)。チャーベさんがそういう話をしてくれたのは面白かったですね。

ーーこれずっと気になっていたんですけど、歌詞はどういう内容なんですか?

YYOKKE : この曲はファンタジー系ですね。Netflixがオリジナルで製作してそうな、ある男女が焦燥感と期待を帯びながら何かから逃げようとしている6日間の話です(笑)。メロディを作りながら「SIX DAYS FOR LIES」という言葉が思いついて、響きも良いし映画のタイトルっぽくていいなと。なのでそこから膨らませて全体的に割と響きで作った感じです。格好良い言葉とか。韻を踏むのも意識して。


「LONG STANDING」

ーー続いて、先行7インチB面にも収録された ”LONG STANDING”。

YYOKKE : これはアルバムの構成もやや輪郭が見えてきた頃に1曲グッとテンポが遅い曲を入れたいなと思って取りかかった曲ですね。中学生が初めて洋楽を聴いて「この曲いいなぁ」と思えるような、もう一回聴きたい!みたいな曲を作りたいなと。

ーーアルバム中でもかなりキャッチーな曲ですね。どのように生まれたんでしょう?

YYOKKE : 家で弾き語りでiPhoneのボイスメモで録ったものをみんなに送って、すぐスタジオでやったらこれもまた即レギュラー入りした。大袈裟にやらない大袈裟なロックを目指したんだよね、ニュアンスが難しいですけど。

ーーなるほど。アレンジはどんな感じで落ち着いたんですか?

YYOKKE : アルバムの中でもわかりやすい曲にしたくて、アレンジも敢えてベタにしています。ベタをガッチリやってみたい、ダサいのがかっこいいみたいな(笑)。録音する前にドラムのKOUTA君とも割とベタにやろうって話をしましたね。

KOUTA : 普遍的な曲でも感情も個性も自然と入れられたのが良かったね。これからライブでも少しずつ変わっていきそうな曲です。

YYOKKE : とにかくこの曲は歌が中心にあれば良いのかなって。過去最高に捻りがない、でも直線的で伝わりやすいというポジション。

ODA : こういう雰囲気の曲をバンドでやる日が来るとは思わなかったね。バンドで最初に行き着く先っぽい気がするけど、WOOMANは随分遠回りした感覚です。

YUUKI : レコーディングの時に急遽入れた1:16のとこのちょっとしたギターリフがたまらないんだよねー。ライブ中に小田さんくるよくるよーっ!って思っちゃう(笑)。その後の間奏のところがオレは1番好きで。ライブではそこで感情昂りすぎて、感情が先に行きすぎて、よく演奏ミスる(笑)。

ーーライブでの注目すべきポイントですね(笑)。7インチに収録されていますが、なぜこの曲を選んだのでしょうか?

YYOKKE : アルバム先行の7インチシングルなので、名刺替わりに初めて聴いてスッと入ってくるんではないかナンバーワンという事で選ばれました。7インチで45回転で収まるってのもあります。すぐ終わる曲が好きなんです。もっと展開させても良かったけどサラッと終わった方が余韻が残る場合もある。シンプルなんだけど良いみたいにしたかったんだよね。

ーー最後サビ終わりに”アァ”みたいなの入ってますが、それも良かったです。YYOKKE語録で言う所の"ヒューマン味"、人間味があって(笑)。

YYOKKE : ヒューマン味ありますね(笑)。

KOUTA : レコーディングでたまたま入っていた声を消さずに残したのも良い味になってるよね。

YYOKKE : 最初ノイズっぽいから消そうと思ってたらミックスを担当してくれたヤック(HARVARD)が生っぽくて雰囲気あるから残そうって提案してくれて残したんだよね。あと、今回アルバム全体的に気づかないであろうレベルで薄らシンセ入ってるんですね。ヤックには今回シンセを弾いてもらった曲もあるんですよ。僕が弾いたものをヤックに投げて整えてもらったんです。それも彼からの提案だったので、ヤックがいなかったら全然違うものになっていたかもしれないですね。

ODA : ヤック君はリスナーとしての感性でやってくれるので、自分たちでは気付き難いところもフォローしてくれたりして。

ーーヤックさんには A NAME 制作にあたり、かなり貢献いただいたわけですね。

YYOKKE : そう。色々無理言いました(泣)。ヤックにはいつかゲストプレイヤーとして参加してもらってライブやりたいですね。

YUUKI : 更にまだ無理を言ってるという(笑)。

ーーでは、歌っている内容について聞きたいのですが。

YYOKKE : LONG STANDING” には「以前から」とか「ずっと昔から」っていう意味があって。珍しくタイトルが歌詞に出てこない曲ですね。曲調的にラブソングっぽく聞こえるかもだけど、友情だったり近しい人へ向けての歌でもあります。例えば、友達、彼氏、彼女や家族に対して気の持ち方次第でいつもスタート地点だし、始まりの日なんだよっていう意味も込めて。そういう声をかけたい周りにいる人たちはずっと昔からいる人たちだなって。メンバーもそう。そういう人たちがいるから今があって、また進んで行けるっていう歌です。

ーー結構直球な内容を歌っているんですね。ちょっと照れるくらいのフレーズがいっぱい入っています。

YYOKKE : メンバーに面と向かって言うのは恥ずかしいですけど、歌でなら言えるんですね。ライブでやる時はこれを歌うとこっそり自分でグッと来ます(照)。ライブで繰り返し歌うものなので、感情的になれる内容にしたいなっていうのもあって。

ーー長く続けている事だったり、関係性だったり、日々過ごしている中で今日からスタートってなかなか思えないものです。

YYOKKE : 何かを続けていると歴史が積み上がってきて、やっぱり人間良い時も悪い時もあって、どうしたって”あの頃は良かった”とか言っちゃうじゃないですか。でも昔の事を考えてても今が変わる事はないので。昔の事を考えて動けないよりも、今どうするか考えてたいですよね。

ーーキャリアは時に邪魔になるというか、良くも悪くもついてきますもんね。

YYOKKE : Cuz Me Painの頃が今より良かったとは思わないし、FARON SQUARETHE BEAUTYJESSE RUINSでの活動は素晴らしい時間を与えてもらえたので今も忘れないですけど、その頃が音楽人生で最高だったとは思わない。それがあるからこそこれからも上がっていかないといけないんじゃないの?過去に縛られないぞ俺たちは!って言う曲。

ーー決意の曲でもあると。

YYOKKE : WOOMANの人達は皆んな”あの時良かった”とは言わないですね。次もやるつもりです。こういう曲作ったらもうやるしかないです。そんな自分達を追い込むソングです(笑)。



「SUN」

ーー次は"SUN"。この曲はどういうところから作り始めたのですか?

YYOKKE : 4つ打ちなんだけどいわゆるダンス、ディスコをやりたくないって思って書いた曲だね。

YUUKI : リピート感、リズムでグイグイ上がっていく、組曲的な三部構成でできてる曲。

YYOKKE : これは珍しいタイプで、歌詞を先に作ったんですよ。太陽の歌を作りたいってのが昔からあって、普段気にしていないけどいつもそこにある太陽の持つ圧倒的な存在、エネルギーにフォーカスしたものを作りたかったんです。

ODA : 友達がライブ終わって泣いてた。"SUN" 聴いたら込み上げてきたって。。そういう曲。

ーー”太陽の持つ圧倒的な存在”を具体的にどう落とし込んだんですか?

YYOKKE : 小さい頃に自分の名前ってなんなんだろう?って思った事があって、親に聞いたんですよ。由来を。そしたら太陽のように明るく育って欲しいから”陽介”としたと言われて、それまでは物静かな、おとなしい子だったんだけどそれを聞いてから太陽のように明るくならないといかんのかなと思って、自分でも分かるくらい変わったんですね。世の中と向かい合う感覚が全然変わった。それ次第では今こうなっていなかったかもって思って。名前がもたらす力をそのエピソードから感じていて、いつか使いたいネタだったんです。太陽を親とか自分にとっての絶対的な存在の象徴として捉えて。親だったり先輩、つまり先人。いつもそこにある自分の導いてくれる存在。改めてその存在を認識して自分がまた誰かにとってそういう存在になれたら良いなと。

ーー名前は生まれてー生付き合っていくものですもんね。

YYOKKE : 名前をつけるって何かが始まる瞬間だったりすると思うんですよ。人間が最初に与えられるものは名前でもあるので。”SUN が出来た後にアルバムタイトルを探していて、”SUN” の歌詞に出てくる A NAME がいいなとなって。一つの名前。Aは一番っていう意味もあるので、WOOMANにとって実質ファーストアルバムみたいな事もあるのでしっくり来るなと思い名付けました。

ーーそこでアルバムタイトルに繋がるんですね。

YYOKKE : うん。なので気持ちとしてはこのアルバムのリードシングルくらいの感じですね。”A NAME” って曲名でも良かったくらい。歌詞の内容と展開、バンドのアレンジがマッチして全体が構成されているという意味でうまくいったと思っています。

KOUTA : どのパートも添えるようなフレーズを沢山散りばめてて、それが不思議と一つのまとまりになって良いグルーヴになってる。

ODA : 最後の大サビはプロトタイプで3パターンあって、結構ライブでやりながら構成を変えた曲ですね。

YUUKI : 前の構成はもう覚えてないけど、変えた時はどっちが良いのか結構迷ったよね。結果良かった。泣いてくれる人がいるくらいだし。

YYOKKE : アルバム中でも一番わかりにくい曲だと思うんですけど、一曲で人間の感情の振れ幅を表現しようと思うとこういう流れになるというか。平穏な時もあれば荒ぶる時もある。人間臭い部分を書きたかったんです。その辺りが泣きにも繋がるんかな。

ーーレコーディングはどんな感じでした?

KOUTA : レコーディングは一番大変だったけど、とても気に入ってます。ライブでのアレンジは敢えて決めていなくて、その日の気分を意識的に反映するようにしてます。

ODA  : 録音前に最後の構成変えて吉と出たのが良かったよね。

YUUKI : レコーディング直前で構成変えたねー。それまで構成とか途中で変えると大体難航してたけど、これはなんかみんなすぐ対応してて、あっさり完成した記憶があるなぁ。バンドの成長を感じた記憶がある。


「FUTURE」

ーーアルバムの最後を飾るのが一際ポジティブに響く"FUTURE"です。

ODA : 随分前からあった、日の目を浴びなかったのが "FUTURE"

YYOKKE : この曲はWOOMAN結成のエピソードが着想点になっています。そもそもODAのソロユニットTHE BEAUTYのライブをサポートするメンバーとして集まったのが今の僕とYUUKIKOUTAなんですけど、THE BEAUTYがライブを休止して、残りのメンバーが暇になっちゃったんですよ。で、その頃僕がソロ名義でやってたWHITE WEARをその3人でやろうって事になって。でもなかなか上手くいかなかったんですね。WHITE WEARの始まりが僕のソロだったのもあり、僕個人としてフレキシブルに色々やりたかったので、バンドとしてはやりたい事が定まってなくて中々上手くいかなかったんです。

ーーそんな時期もあったんですね。そこからどうやってまたODAさんが合流したんですか?

YYOKKE : ある日THE BEAUTYのライブ活動を休止していたODAを誘って久しぶりに集まって武蔵小山で昼間から深夜2時、3時まで12時間以上飲んだんですね(笑)。最後の方はもうみんなべロベロで、もはやみんな何言ってるかわからないくらい飲んでて(笑)。でもなんだかんだ音楽の話をするので、もうこんなに飲めるんだったらもう一度バンドやろうぜ!ってなったんです(笑)。そこからスタジオに入りだした頃にSolitude Solutionsナオヒロさんに誘ってもらったのが後押しになって、またゼロから始めるかって思ってしっかりバンドをやり始めたのが2015年の春とかかな。

ーー酒がみんなをまた呼び戻した。メンバー全員お酒が強い、WOOMANらしいエピソードですね(笑)。このエピソードから”FUTURE”にどう繋がっていくんですか?

YYOKKE : この曲はフックの部分で”あなたが必要なんだ"と歌ってるんですけど、とにかく今必要な人は誰しも必ずいるわけで、必要な人にあなたが必要だって言えるのは素敵な事だなって。そういう人がいるってのは幸せな事で、言葉で伝えていく事は重要ですよね。それが結果未来に繋がっていくんじゃないかと言う事で "FUTURE" なんですよ。

ーーまたもヒューマン味溢れる内容ですね。

YYOKKE : まだまだやれるのにやらないのはおかしくない?って言う意味で、最後に物語を終わらせるのは早くない?って問うて終わるんです。そこで終わりでいいの?って。ODAをもう一度誘った時の話そのままですね(笑)。

ーー未来を作るのは今だから今あなたが必要だと。

YYOKKE : それはポジディヴな事やんね。

ーーそう繋がるのかー。その話を知って聴くとまた違ってくる気がしますね。楽曲としてはアップテンポな、割とストレートなインディロックといったサウンドですが。

YYOKKE : この曲は2006年あたりのUKインディブームの頃によく聴いていたものがベースになっていて、最後唯一ダンスっぽい4つ打ちになっています。アルバム全体として暗めな曲が多い印象なので一曲明るいのがあってもいいかなと。最後の曲が ”FUTURE” というのも良いかなって。

YUUKI : FUTURE” と ”STILL INSIDE” ってどっちが先に出来た曲だっけ?なんか ”FUTURE” の方が先のような気がする。1stアルバムに入れようとしてたような気がするし。曲の雰囲気がこれだけ違うからやめとこうみたいな。違ったっけ?

ODA : いや、意外と FUTURE” の方が後だったかと。最後に明るい曲で終わろうって話になって結局収録する事にした気がする。

ーーそうなんですね。”FUTURE”が最後にある事でちゃんと締まっている気がします。

KOUTA : ストーリー性の強いアルバムではないので、結果として最後に相応しい曲になったと思います。ユーモアも入れながら自然とポップになりすぎてなかったのが良いね。

YYOKKE : FUTURE” でWOOMANのセカンドアルバムを終わらせるというのは良いかなって。この曲を一曲目に持って来ても良かったんだけど、最後にメジャーコードで終わるっていうのが、また頭の ”STILL INSIDE” に繋がっていく感じで繰り返し聴けるかなと。

ーー最初と後半がポジティブなアルバムという印象ですね。

YYOKKE : 全体を通してメジャーがあるからマイナーが活きる、影があるから光があるみたいな。キャッチーな事だけを出来ない連中がやってるバンドなので、こうなるんだよね。悲しいもあるから楽しい事もある、そういう事を日々感じて生きているんですよ。


TALK ABOUT 「A NAME」

ーー感情がキーワードになっている部分ありますね、”A NAME”は。

YYOKKE : WOOMANは毎日楽しい事ばかりでは”楽しい”も楽しくないから、暗い部分があるからこそ人生は輝くわけで、っていう事をやりたいのかも。

ーー”未来”と言う言葉が最後の曲っていうのも良いですね。

YYOKKE : SUN” で終わらせる事もできたんだけど、“FUTURE” で終わらせるのが良いかなと。それって粋だなって。やっぱ未来だよって言い切ってる。でも死についても同じくらい考える。WOOMANは色々と良い思いもそうでない事も経験した人たちが集まってやってるので、どうしても光と影の部分が滲み出ちゃう(笑)。でもそれは嘘をつかずにやっているっていう裏返しなんよね。

YUUKI : "FUTURE" はオレの中で最後の曲のイメージだからアルバムの最後曲に持ってこれてしっくりきてる。

ODA : ライブでもあまりやっていないので、久しぶりにやりたいですね。

ーーこの曲は10代の頃の様なピュアさを感じるし、ポジティヴ・マインド全開で清々しさすらあります(笑)。

YYOKKE : ポジティヴ・マインドね(笑)。でも、一見上手くいってない事も全体から俯瞰してみると上手くいってるのかもしれない。THE BEAUTYがライブを休止していなかったらWOOMANも無かったかもしれない、みたいに。一部分だけを捉えてその先を諦めるのではなくてこの先から変えてやろうって思ったほうが人生気が楽なんじゃないかなって。悲しい気持ちや悔しい気持ちを知っていないと楽しさや喜びも分かんないと思うので、そんな事を全体的に言いたいのかなって今日話していて思いました。

ーーそれは納得できる話ですね。体現していますもんね。

YYOKKE : 人は遅かれ早かれいつか老いていくし死んでいくし、でもその中でも考え方によっては世の中には楽しい人生を創造するヒントがあると思うから。僕らははそういう気持ちでバンドをやってるし。

ーーでも多くの場合バンドを続けるって大変だと思うんですよ。WOOMANはメンバーも仲が良いし楽しんで活動しているのが見えるので、そこもすごくこのバンドの持つ個性だと思うんですが。

YYOKKE : バンドをやって絶対的なヒーローになりたいと思ってやってるワケではなく、4人で音楽やってて楽しいからやってるので。”楽しい”って部分を伝えないとバンドって面白くないじゃない。でもうちらは楽しいだけじゃなくて、楽しいを”楽しい”と感じるために悲しいも必要だからこういう音になっているって事なんです。

ーー今回話を聞いて思ったのですが”楽しさ”と”悲しみ”、”生”と”死”、そんな表裏を表した言葉が多々浮かび上がりますね。

YYOKKE : そういう表層的には見えないキーワードを散りばめていて ”A NAME” というアルバムタイトルやアートワーク含めて良きところでまとめられたかなって思います。

ーーアートワークは今回もYYOKKEさんによるものですが、どういったイメージで決まったんですか?コラージュは僕もちょっとお手伝いさせてもらったので出来上がりは感動しました。

YYOKKE : 中ページのコラージュ一緒に作ったね。良い思い出(笑)。アートワークの表1はこのアルバムに収録された曲の断片を視覚化したものたちが集まって、1つの絵になってるっていうイメージで、そういう意味で ”STILL INSIDE” のジャケの写真もここに入れてるんです。”LOST LOVE” 以降の出来事や景色や色んなものが重なってここに完成したっていう部分とヴィジュアルをリンクさせています。

ーーWOOMANはガイコツモチーフが多く使われてる気がしますけど、これは何か深いわけでも?

YYOKKE : 多くの場合ガイコツって死のイメージとして捉えられるけど、自分達の最後の姿なので見て見ぬ振りは出来ないかなっていう。死ぬ事を毎日恐れて生きるのは辛いけど、死を受け入れた瞬間に人間って強くなる気がするので。

ーーネガも考え方でポジになるという。

YYOKKE : ひとつ何か困難が自分に降りかかったとして、別の角度から見るって事が大切だと思っていて。

ーー角度を変えれば違う意味になってくると。

YYOKKE : そう。ガイコツのイメージも角度を変えれば生きる希望になるかもしれない。そういう事をやりたいんだよね。失敗が失敗ではない、成功が成功ではないって、思って生きてみてもいいんじゃないって。僕らはそういう気持ちでやってるんですよね。そういう意味では前作からのネクストステップは踏めたかなと。また次に何を作れるかっていうのを楽しみにやっていこうかなと思っています。

ーーしかし前作 ”LOST LOVE” からの変化が本当にすごいです。

YYOKKE : それこそ角度を変えて作ってみたっていう事ですよね。

ーー次のアルバムに期待という事で。

YYOKKE : 次はまた違う角度でやるんだろうね(笑)。



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EVENT INFORMATION

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WOOMAN “A NAME” Release Party -OSAKA-

大阪Club STOMP  http://club-stomp.com


2月16日 (土) 23:00 open
Door 2,500yen (Incl. 1 Drink) / Student 1,000yen (Incl. 1 Drink)

Live : WOOMAN、DUPPSY、Teen Runnings (Karaoke Set)、NTsKi
DJs : zico、
BABY、degg、shota_yam、kaya

Info : popowpowpow.tumblr.com




「WOOMAN "A NAME" CHRONICLE -PART ONE-」



WOOMAN ニューアルバム「A NAME」発売を記念して「WOOMAN "A NAME" CHRONICLE 」と題しメンバーによる全曲解説インタビューを前半、後半に分けて公開します。アルバム制作の過程やその曲の誕生に至る経緯など既出のインタビュー記事では明かされていない部分についても詳しく語ってもらいました。つまりはニューアルバムを深く楽しむためのグッドテキストになっています(マジ)!音源を聴く前でも後でも、是非一読ください。まずはアルバムが出来るまでの振り返りと前半4曲についての解説になります。どうぞ!

聞き手 : Naoki Takano


ーーついにニューアルバム、できましたね。

YYOKKE(Vocal&Guitar) : タイトルから聞くの?

ーーいや、まずは前作から話を。

YYOKKE : 2016年に ”LOST LOVE” をリリースしてからの話だよね。

ーーそこからどういう動きを?

YYOKKE : 細かいのは色々あるんだけど。大きな出来事としてはその直後に2017年に入ってDYGLのアルバムジャケットのデザインをやらせてもらうことになって、その流れでDYGLと一緒に行ったSXSWで見たバンドに色々と影響を受けたんだよね。

ーー何かあったんですか?

YYOKKE : とにかくMerchandiseのライブでの振る舞いが良くて。4ADからリリースしていて、それなりに知名度もあるバンドがさらっとライブする格好良さがあって。お客さんに無茶振りされてMCで答えたり、ジョークを言ってふざけたりとか、でもライブはがっちりやるみたいな。そういう人間臭い振る舞いだけど ”曲はしっかりやる” 所に魅力を感じて。そういうスタンスに感銘を受けたのはあるね。その時に見たThe DISTRICTSやMerchandise はとにかくライブがエモーショナルだったんだよね。そんな風にエネルギーを解放してやりたいってのは影響受けたと思う。

ーー旅が影響を与えたんですね。

YYOKKE : そう。そこから思考が変わって歌ものにシフトしたのは少なからずあるね。歌ものにシフトしたほうがライブでの反応が良かったのもある。そこから次のアルバムに向けて半分録り終えてたんだけど、昨年春にKilikilivillaからリリースの話があって、改めて録り直したのよ。

ーー作りかけてたのにボツにしたんですか?

YYOKKE : 一発で録音した方が全体のトーンが揃うからね。そこは徹底して。録音した曲もどんどんライヴで変わっていったので、最新の、今を届けたいなという気持ちもあって。ライブで1年やった曲だから録る時にはもう新曲やりたい気分だったけど(笑)。

ーーなるほど。結構古い曲が多い感じなんですね。

YYOKKE : そうだね。”LONG STANDING” が一番新しいくらいかな。でも、それももう一年前だよ!

ーーどんどん変わっていくんですね。

YYOKKE : ライブで検証してレコーディング直前に構成を変えた曲もあるね。

ーーレコーディングはどうでしたか?

KOUTA (Drums) : 楽曲単位の展開はしっかりと仕上げた状態でレコーディングできたので、アルバム自体の展開を意識して取り組めたかな。

YYOKKE :  MIXを今回YAKKくん(HARVARD)にお願いして。YAKKはもう長い友人であって同世代で同じような音楽を好きなところがあって、普段からレコ屋で会ったり飲みに行ったりして、音楽の話をいつもしてたんで色々めちゃくちゃ話が早いんです。Big Pinkのあの感じね〜とかLISSのスネアがいいよね〜とか。彼のアイデアで少し音質やフレーズの入れ方を変えた曲もあって、最終的にポップな方向でまとめてもらった感じですね。

ーー前作から大分曲の方向性が変わりましたよね?

YYOKKE : その辺は詳しく話しているAVYSSの記事を読んで下さい(笑)。

ーー頭から端折りますね(笑) 。アルバムがこうして世に出て、今どんな気分ですか?

YYOKKE : もう一年以上前からアルバムに向けてのレコーディング作業をやってきたので、これでようやく一区切りでって感じですね(笑) 。でも早く次を作りたいです。

YUUKI (Bass) : 色々な人が関わって、時間をかけて、1つのものを作り上げてく素晴らしさにあらためて感動したねー。レコーディング中から良いモノが出来たと思ったし、あっ、バンドやってて良かったって(笑) 。

ーー各々、色々感慨深いものはありますよね。そろそろ全曲解説、前半いきましょうか。


「STILL INSIDE」

ODA (Guitar)  : アルバムの冒頭を飾る、2ndアルバムの方向性を決めた1曲ですね。この曲が出来てなかったら、今のサウンドにはなってないと思うので感慨深いです。

YYOKKE : この曲は皆んなで新しいとこに行くぞっていう気持ちを持って作ったかな。皆んなを納得させたい、新しいWOOMANを提示したい気持ちで作りました。家で弾き語りみたいなスタイルで鼻歌から作った曲なんだけど、インディーロックのフォーマットではないアレンジにしたいなと。4つ打ちだけどダンスっぽくなくやりたかった。スネアの数もめっちゃ少ないからね(笑) 。

ーーどういうところが”フォーマットを回避した”ポイントなんでしょう?

YYOKKE : セオリーでは無いリズムで出来ているというか、普通に8ビートでもやれたかもだけど、全編タムがドコドコしてる感じでやりたいなと。でもネオアコ好きでも反応できるキラキラ感は残したいというか。あと、スリーコードくらいで作りたいっていうモードでもありましたね。

ーーすぐに歌ものをバンドとして受け入れられたのですか?

YYOKKE : 最初はメンバーはピンと来てなかったけど、歌詞を固めて一人で青山のNOAHでボーカル録音してみんなに聴かせたら良いじゃん!ってなって。この曲は次のWOOMANの方向性として絶対に大事なものになる!と思ったんだよね。この曲が生まれたことで次のアルバムが出来ると思ったね。

ーーそこに至るアイデアはどういったものだったんですか?

YYOKKE : これはあまり言うとアレなんですけど、前作 ”LOST LOVE” のリリース直前に突然父親が亡くなって、もう人生の半分を持っていかれたくらいの気持ちになって。父親は60代前半で亡くなったんですけど、今僕が30代なので、あと倍生きたら死んでしまうんだなって。死を今まで以上に意識した出来事があって。ただ、死んでもいなくなってしまうんじゃなくて寧ろその人柄だったり、浮き上がってくるものがあって、そういう体験をした事でこの先の自分を考えることになって。あと早くて30年かと思うとやり切らないとやり切れないと思うようになって。そこで書いた曲です。

ーーそこからの心境の変化がどのように影響したんですか?

YYOKKE : ファンタジーで歌詞は書けなくなって、常日頃考えている事とか思っていることを書かないと、歌わないとこっから先バンドをやれないなと。それまでは音楽をどこか楽しいところ、遊ぶ場として捉えていた部分があったけど、そこから意識は変わったと思いますね。音楽に対する姿勢を見直したというか。意識改革に随分時間かかりましたけど(笑)。

ーーその出来事は人生においても大きな事ですよね。

YYOKKE : そう。STILL INSIDEは単純に訳すと”まだ自分の中にある”みたいな意味だけど。父親は亡くなったけど、どこかしこに存在していて誰かの話の中で話題になったり。極端な話をすると、生きていても存在感がないように感じる人もいるし、亡くなってもいつも思い出されて存在感が増す人もいる。それが不思議で。記憶にあるものが存在を作り出すような。

ーーなるほど。

YYOKKE : 過去の体験や記憶が自分にあり、何かに繋がっていくようなね。過去に作ったものが自分を助けることがあるって最近思っていて。

ーーこの間のOTOTOYのインタビューでも話していましたね。

YYOKKE : 日々蓄積したものが後々エネルギーになるってことがあるんですよ。目の前にあるどんな小さなことでも。それに気付けばもっとポジティブになれるんじゃないかって。気付かないだけで、目を向けていないだけで、面白いことは自分の中にあるし、掘り下げていけばいい。それは自分次第なんだって言う事。それは父親が亡くなって気付いた事ですね。なので、タイトルは ”STILL IN MY HEART” でもいいんだけど(笑) 。もっと内包している感覚的なニュアンスなので、"INSIDE" としました。この曲が、アルバム「A NAME」を作ったと言っても過言ではないですね。

ーーみんなにとっても大切な1曲になったと。

YUUKI : うん。確かにさっきyokkeが言ってたように一番最初のデモの段階では全くピンときてなかったけどね(笑) 。やっぱり、この曲が指標となって2ndアルバムが出来上がったと思うし、自分達でMV撮影もしたし、LSTNGTにREMIXもしてもらった。この曲が無かったら今の状況は無いね。

KOUTA : ライブを重ねることで、お客さんや友人達の感想を聞くことで新しい発見をして成長してきた曲だと思ってます。最初にも最後にも聴きたい大事な曲です。

YYOKKE : Cコードで始まる時点でポジティブだしね(笑) 。


「NO TROUBLE」

YYOKKE : 所謂 ”ロックンロール” や "ガレージロック" をWOOMANでやろうとしたんだけど、ど真ん中にはならなかった曲(笑) 。この曲はぶっちゃけCAZALSDMA’Sからのインスパイアですね(笑) 。

ODA : ギターのリフが印象的ですね。ライブでもみんなで合わすのが気持ちいい。

YUUKI : ライブでまだ成長を続けている曲だと思う。

YYOKKE : これはメロディ先行で出来た曲で、歌詞については自分の価値基準を持っておかないと迷ってしまう時代についての歌ですね。わかりづらい時代をどう生き抜くか、戦い抜くか。

ーー戦いの歌なんだ。

YYOKKE : 世の中が疑えるものばかりになってしまって、何が嘘か真実かわからないじゃないですか。その中で何を選ぶのか?って言う。生きるのは選択の連続なので、自分の選択をもっと責任を持って行けばいいんじゃないかと。他人のせいにする人が多いと思うんだよね。

ーー確かに。もう情報が溢れすぎている感ありますね。

YYOKKE : 自分でちゃんと考えたらいいんじゃない?と思う。誰かの真似は誰かの人生を生きているようなものだから、自分で選んだ方が美しい人生なんだと思うけど。なので ”狂った世界であなたは何を選ぶ?” という締めになっていて、問いかけて終わっています。

ーーこの曲自体が問いになっていると。

YYOKKE : そう。誰しも死ぬときに悔いを残したくないじゃないですか。でも他人のせいにしてる時点でそれは悔いになるから。もっと広い視点で物事を見ればより良い生き方ができるのではないか?そんな曲です。

ーー聞き所は、何かありますか?

YUUKI : レコーディングで急遽録った1:29あたりのギターバッキングが最高です。ODAさんが忘れなければライブでも弾いてます(笑) 。

KOUTA : リフを軸にしたシンプルな楽曲ですが、ドライにならない抑揚と展開、時に感情的なボーカルがバランスよく混ざってると思います。

YYOKKE : 今はライブで定番のWOOMAN民権を得ている曲だと認識しています(笑) 。


「MAGENTA RING」

YYOKKE : ODAさんの好きな曲ですね(笑) 。

ODA : 自分の中でシングルカットするならこの曲と決めてました。ノスタルジーに浸れるいい曲。

YUUKI : 終始泣ける。ずっと泣いてる。

KOUTA : 2018年にシングルでもリリースした楽曲。音色次第で印象も大きく変わる曲だと思っていて、僕個人としては、今回はLast days of aprilのような90~00年代の北欧エモのイメージでやりました(笑) 。

YYOKKE : WOOMANでミドルテンポの曲をやりたいなと思って作った曲です。本当はライブでもアコギでやりたいんだけど、今のところ実現できていない(笑) 。スウェーデンのインディーポップをイメージしたが結果こうなってしまうんですよ、WOOMANだと(笑) 。

ーーミドルテンポにトライして苦労したところはあります?

YYOKKE : でも結構スルッとできた曲かな。初めから構成ができていたので、割とデモそのまま。少し直したぐらいかな。今回のアルバムでセブンスコードを唯一使った曲なんだよね。”LOST LOVE” 以降セブンスは禁止していたんだよ(笑) 。セブンスに甘えると良いことない!って。ウチらの場合は、だけど(笑) 。

ーーでもそのコード感が効いてますよね。歌詞については?

YYOKKE : 男女の別れの歌。いつの間にか居なくなってしまったことに気づけなかった悲しい男の歌。別れが来た理由はわからないけど、指輪だけはそれを知っているって言う、ファンタジーな内容です。

ーーファンタジーもあり、ラヴソングってことですよね。

YYOKKE : ロックバンドっていつの時代もラヴソングを歌うじゃないですか。WOOMANも一曲くらいラヴソングをやろうと。で、ウチらが作ったら別れの歌になったんだよね(笑) 。過ぎてしまったラヴソング、哀愁ラヴソング。

ーー歌詞のイメージは最初からあったんですか?

YYOKKE : メロディから想起した内容でもあるね。音に引っ張られて書いた歌詞ではある。この曲は別れた男女の歌だねって。

YUUKI : そんなイメージ通りのMVがあるので是非見てみて下さい。

YYOKKE : って男女の別れの要素無いけど(笑) 。

ODA : 寒い中MV撮影したのを思い出します。



「EVEN A BIRD」

YYOKKE : バンドの可能性として所謂 ”エモーショナル” をもう少し追求してやりたいなと。前半ボソボソ歌って思いっきりフックが爆発するみたいな。インディロックでは無いエッセンスのものをやりたくて、チャレンジ曲です。他の曲と少し色が違うので最後まで入れるのか悩んだんだけど、このアルバムに必要かどうかというところで。でも可能性を見せるっていう意味で入れた曲ですね。

ーーチャレンジ曲なんですね

YYOKKE : そう。今までにないタイプの曲をやりたかったというのがあって。高校生の頃聴いていたGet up kidsとか、Promise RingHusking Beeとか、Weezerもちょっとあるかも。そういうのを思い出してやってみたのよ。あと、この曲は縦ノリではなく横ノリって感じで、薄っすら下敷きにヒップホップっぽいものをやろうとしたのはあって。でも皆んなで練っているうちに全然違うものになったけどね。時間をかけてここまで持って来た感じ。

ーー確かにフックにはヒップホップっぽさありますね。

YYOKKE : でもバランスは大事で。その中でもロックバンドのダイナミズムみたいなものを入れたかったので、サビ終わりのリフとかね。あと、最後の大サビは歌い上げるというかは言葉を乗せてるだけ、みたいな感じは意識しましたね。

YUUKI : シンガロング感が気持ち良いよね。

ーー3段階くらいでエンディングに向かっていく感じですよね。

KOUTA : コンパクトながらストーリーのある聴きごたえのある曲ですね。

YYOKKE : これまで以上に ”エモ” を意識した曲なんだけど、やってみて実際ちょっとやりすぎたかなとも思ったんですよ(笑)。次のアルバムでこういう路線でいくのかどうかは分からないけど、レコーディングって記録なので、今のWOOMANの記録として残しておこうって。アルバム全曲中でも一番自分達の中に無いものをトライしてみた。やってみたっていう。

KOUTA : 曲単位で聴いても良いんですが、アルバムの中盤にこの曲を入れられて良かったかな。

ーー歌詞については?

YYOKKE : 歌詞の内容は "NO TROUBLE" に近いものがあって「空を飛べる鳥でさえも世界の全てを見る事をできない」と歌ってるんですけど、時に世界の全てを見ることも必要なんだけど、すぐ近くの事に目を向けるのも大事なんじゃない?自分の周りの事を変えていく事で世界も変わっていくんじゃない?っていう内容ですね。ただ機会を待っているだけでは何も変わらないよ、という。

ーーなるほど。この曲はアルバム中でもメッセージ性の強さが一番ある気がします。

YYOKKE : やっぱり歌いたいことが以前とはガラッと変わっていってるていうのはあるね。

それでは前半はこの辺で。また後半に続きます。
(後半はこちら)

iD-japan Interview




iD-japan WEBサイトにてWOOMANインタビュー公開中です。

https://i-d.vice.com/jp/article/59vd3d/wooman-music-interview-to-youth-in-50-years



インタビューにて50年後の話をしていますが、
50年後を想像するに、メンバー全員おそらく息をしていないでしょうね...。
(案外ODAは長生きしそう。。)

だったら、じゃあ、今、何をするかという話ですね。

yokke

Kurt Vile - Bassackwards



幾つになっても、大人になっても、ちっともなりたい自分になれません。
残念ながら多くの場合、そういう気持ちで生きていく事になるでしょう。
でもなりたい自分になれへんなぁ、くらいの方が前に進めるってことあります。(ありません?)

Yokke

BODEGA /// CHARLIE







歌うことが楽しい最近です。



誰に作れと頼まれても無いが作るぜ。

俺たちは変化の中を行く。



YYOKKE






Warmduscher - Standing On the Corner





例えば先をどうしようか考えていて、

10年後の自分も同じ事考えてると思えるなら今やったらええやん。

変わってく人も変わらない人もどっちも好き。俺は。



YYOKKE


「Magenta Ring」out now





WOOMAN New Single

「Magenta Ring」

HERHEADS Records

HMNR-009,010 / T-Shirts & Download

 (Special Edition : with Blank Cassete LTD10)

https://woomanmusic.stores.jp



Produced by Wooman

Recording engineer: Kenjiro Naka

Mixed & Mastered by Yasufumi Ueda

Video Edit by RGB Forever

Nilüfer Yanya - Baby Luv (Official Video)



10代後半の頃"面白い事無いかなぁ"と待っている人とは仲良くなれなかった。

待ってるなら探しに行こうよ無理して動けよと心の中で思っていた。

今もそんな気持ち。

YYOKKE

Insecure Men - I Don't Wanna Dance (with My Baby)





映像編集したりジャケ作ったり雑誌作ったり大阪行ったり京都行ったりしているうちに、

気がついたら数ヶ月過ぎてる。人並みに焦る。



”焦る”について。焦りってなんだろう。

目標到達点に遠く及ばない時人は焦るのでしょうか。



死ぬまでに、ああなりたい、こうなりたい、から焦る。

希望があるから焦る。

絶望の中で”焦り”は必要ないしね。



焦り過ぎて重要なポイントを見失うこともあります。

二十代の頃そんな人をたくさん見かけました。



あの頃焦っていたあの人は今どうしているのか。

あの”焦り”は結果何になりましたか。



いつか機会があればゆっくり教えてもらおうと思う。



YYOKKE


TOKION対談と新企画の話

こんばんは。 TOKION.jpのWEBサイトにてDYGL秋山くんとの対談が掲載されています。 ■前編 https://tokion.jp/2023/01/13/dygl-nobuki-akiyama-x-yosuke-tsuchida-vol1/ ■後編 ht...